実家の自分の部屋から、こんなものが発見されました……。
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なんだろう、これ。何にも覚えてないけど、自分で買ったのかしら。それとも、誰かにもらった?
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「Le Crayon Parfum」と読めます。「ペンシル香水」というか、要するにスティック型の香水です、ってことだと思います。
こんなパッケに入っていました。
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台紙にうっすらシミが出ているのが、年月を感じさせます。
この香水が、いつからあるのか分からないですが……私が実家を出る前からあるのだとすれば、すでに25年以上寝かせていることになります。
↓パッケの裏です。
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パッケのどこにも、日本語の記述がありません。輸入元が貼った日本語シールみたいなものもありません。そうなると、「フランス土産?」と思わないでもありません。でも、こんなお土産をくれた人の記憶が無いんだけど……。
台紙を見たところ、この香水は「シャネルの5番タイプ」というものらしいです。
シャネルが正規で出している、シャネルの5番の練り香水、ではなくて、全然別会社が、「シャネル5番っぽい香り」を調香して、「シャネル5番風」として製造したみたいです。
蓋を開けますと……
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な、なるほど。たしかにそれっぽい香りかもしれない。本物ほど濃厚じゃないけど。
スティックをくりだしてみます。
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全部くりだすとこうなります。
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私の持っているスティック型の練り香水の中では、一番細いです。このくらいの細さ、悪くないと思います。持ち歩きには便利ですね。
大昔の練り香水なので、肌につけるのがためらわれ、未だに眺めているだけです。でも、スティックの芯を出したり入れたりしていると、シャネル№5っぽい、化粧くさいような香りが漂って、ちょっと楽しいです。
20何年たっていたとしても、見た目にはそんないヤバい物体にはなっていません。なので、いずれ好奇心に負けたら、私は恐る恐る手首につけてしまうと思われます。
でも、ホントにこの練り香水はどこからやってきたのでしょうか。
存在を完全に忘れていたことと、「シャネル5番風」というセレクトが自分らしくないことを考えると、やはり誰かにもらったのではないかと推測されます。
もらったばかりのときに、香りを試して、気に入らなくて放置した……というようなことなのでしょうか。
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