ものすごく記憶のかなたから、妙な香水のことを思い出したので、メモしておきます。
正確には、香水ではなく、コロンです。私が、中学生か高校生のときに(大昔です‥‥)、いわゆる「ファンシーショップ」みたいなところで買いました。
あれは、あきらかに大人の女性をターゲットにしたものではなく、少女向けのコロンでした。だって、380円ですもの。
商品の見た目は、薄いグリーンで、大き目のボトルにたっぷり入っていました。確か、ライムみたいな香りだったと思います。
そして、ボトルのラベルが非常にインパクトがありまして、男の子が手のひらに380円乗せて、こっちに突き出してる絵が付いてました。
変わってるでしょ?
その絵の上に、「はい、380円!」て書いてありまして、どうやら、それ自体が商品名なんです。つまり、「はい、380円!」という名前で、実際に380円のお値段で売ってたコロンなんです。
「男の子の絵」というのが、また不思議ですよね。あれは、絶対に女の子向けの商品だと思いますから。また、その絵の男の子が、ボウズ頭みたいな絵だったんですよ。何をねらった商品なんだろう? そして、私はなぜにそれを買ったんだろう?
‥‥なぜ私が買ったかは、ちょっと考えたら分かってきました。きっと、安くて量もたっぷりだったので、「コストパフォーマンス的に大変よい」と思ったのでしょうね。
事実、「380円!」は、たった380円の割りに、使っても使ってもなくならず、最終的にはお風呂上りなんかに、バシャバシャ使うようにして消費しました。
優秀な香りだったかどうかは覚えていませんが、バシャバシャ使えたということは、本質的に好きなタイプの香りではあったのだと思います。
コメントを残す